1年後の成功を祈って

東京オリンピック開幕まで、本当に1年を切ってしまいました。その節目であった先月23日、一時は白血病に倒れていた競泳の池江璃花子さんが国立競技場から世界に向けたメッセージを発信されました。その内容は、オリンピック開催国として相応しく、また、最も影響力のあるアスリートの一人から、今一番大切なことを伝えてもらったことに、非常に大きな意味があったのではないかと思います。


池江さんは、苦しい病の中にあり、競技人生の危機に陥りましたが、そんな中でも、自分を懸命に世話してくれている医師や看護師たちのことをしっかりと見ており、感謝と尊敬の気持ちを実感されたようです。
そうした経験の中、メッセージで言われたように、競技はアスリートだけで成り立つのではなく、表には出ない多くの人たちの協力がなければ成立しないとの思いを、ますます強くされたのだろうと思います。


もちろん、アスリートとして、競技に向ける思いについても、「単なる1年の延期ではなく「プラス1」」という表現をされ、みんなに勇気を与えるために、「1年後にこの地で希望の炎が輝いて欲しい」と括られました。


今、国内では、コロナウイルスが「第2波」と言われ、収まる様子が見られない上、、先日の豪雨による大きな被害から立ち直れない人たちが多数おられます。
池江さんも、そのような社会情勢の中でスポーツを語ることについて、遠慮する気持ちを感じておられながらも、逆境から這い上がるための「希望の力」としてのスポーツの必要性を訴えています。


1年後、日本社会が池江さんのような未来志向の考え方になり、東京オリンピックを成功させて、世界に発信されることを願っています。

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