弓道

弓道は、独特な非対称の弓を使う日本版アーチェリーです。
オリンピック競技のアーチェリーを楽しみながら、アーチェリーの古代美術とは別の観点で、この日本のスポーツであり武術でもある弓道について、一緒に学んでみましょう。
弓道とアーチェリーが異なるのは、まずは「ユミ」とよばれる非対称の弓を使うところです。
この弓は、真ん中を持つ他の弓と違って、弓の先端から3分の2くらいを握ります。
ですので、弓の下部が短いのです。
さらに弓道はアーチェリーと違って、弓引き(弓道家)はよく膝を地面に付けて矢を放ちますが、立った状態や馬にまたがったまま矢を放つこともあります。

最初の弓は、3世紀のものと言われており、平安時代(794~1185年)に大体今の見た目に標準化され、高さ2メートルくらいで集積材の構造になっています。
弓が細い理由は完全には明らかになっていませんが、一つの原因として、(弓引きが)膝を地面に付けたり、馬にまたがったまま矢を放ちやすくするために、弓の最下部が短くなったものと推測できます。
弓は、何世紀もの間、歩兵や騎兵が使われたため、多くの日本の古典や神話にも登場します。
16世紀頃の日本で銃器が登場してから、弓が戦いで使われることが減りました。
しかし、弓道の練習やスポーツとしての基盤となり続けてこの独特な弓は今もいます。

弓道は、他のアーチェリーのように戦いや狩りが起源のモノですが、異なる観点としてスポーツや芸術でもあります。
弓道は、アーチェリーと同様にスポーツ競技として行われ、様々なチーム、協会、クラブが様々な練習や大会のために存在します。
また、弓道は、競技であることに加え儀式や瞑想の練習にも使われています。
弓道は、格闘技のようなスポーツであるとともに、精神力を鍛えたり、思考を明快にすることもできます。
2020年東京オリンピックは、近代国際アーチェリー競技と併せて、この伝統的なスポーツや格闘技でもある弓道を(来日者に)披露するいい機会です。
私たちは、日本にいる間にアーチェリーと「弓道」の両方を楽しむことをオススメします!

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